FXの過去データをダウンロードする⑤ (Yahoo! Finance API)

Python

Yahoo! Finance API を用いることで、マーケットに関するさまざまな情報を簡単に取得することができます。

今回は、Python で yfinance パッケージを用いてFXの過去データを取得してみます。

yfinance
Download market data from Yahoo! Finance API

yfinance は pipでインストールすることができます。

pip install yfinance

USD/JPYの2023年の日足データを取得しています。

import yfinance as yf
symbol = "JPY=X"
data = yf.download(symbol, start="2023-01-01", end="2023-12-31", interval="1d")
print(data.head())

# Price Adj Close Close High Low Open Volume
# Ticker JPY=X JPY=X JPY=X JPY=X JPY=X JPY=X
##Date 
# 2023-01-02 130.845001 130.845001 131.035004 130.621002 130.845001 0
# 2023-01-03 130.794006 130.794006 131.182007 129.533997 130.794006 0
# 2023-01-04 131.248001 131.248001 132.169998 129.964005 131.248001 0
# 2023-01-05 132.246002 132.246002 133.992004 131.729996 132.246002 0
# 2023-01-06 133.307007 133.307007 134.740997 132.186996 133.307007 0

intervalでデータの間隔を指定できます(1m, 2m, 5m, 15m, 30m, 60m, 90m, 1h, 1d, 5d, 1wk, 1mo, 3mo)。また、startend の代わりに、period で期間を指定することもできます (1d, 5d, 1mo, 3mo, 6mo, 1y, 2y, 5y, 10y, ytd (今年の1月1日から今日まで),max)。

1時間足・90分足以下のデータについては、取得できるデータの範囲に制限があります。

データの間隔 取得可能なデータの範囲
1分足 (1m) 過去8日
2分足 (2m), 5分足 (5m), 15分足 (15m), 30分足 (30m), 60分足 (60m), 90分足 (90m) 過去60日
1時間足 (1h) 過去730日

タイムゾーンは GMT(UTC) です。Tickerクラスのinfoプロパティを用いることでこれ以外にも様々な情報を得られます。

symbol = "JPY=X"
dat = yf.Ticker(symbol)
print(dat.info['timeZoneShortName'])
# GMT

利用可能な通貨ペアのシンボル(JPY=X など)はYahoo! financeのページにあります。

Forex Currencies: live prices, changes, trading volume and daily charts - Yahoo Finance
With our complete list of foreign exchange (Forex) up-to-the-minute pricing, changes, ranges, day charts and news, Yahoo...

 

本サイトの内容は、投資の勧誘を目的としたものではなく、本サイト内の情報に基づいて行った取引の損失について、本サイトは一切の責を負いかねます。当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。免責事項もご覧ください。

Pythonテクニカル分析

コメント

タイトルとURLをコピーしました